「 開発プロセス 」一覧

[備忘録] 形状ボルツマンマシン(Shape-BM)による動物の身体のセグメンテーション

[備忘録] 形状ボルツマンマシン(Shape-BM)による動物の身体のセグメンテーション

『 形状ボルツマンマシン(Shape-BM)による画像のセグメンテーション』で取り上げた形状ボルツマンマシン(Shape Boltzmann Machine; Shape-BM)による画像のセグメンテーションを試行した。コードはGitHubのリポジトリに配置している。PyPIのpydbmにも追加した。 セグメンテーションの対象画像データ この画像はthe Weizmann horse ...

[備忘録] データ駆動型知能としてのキメラ・ネットワーク

[備忘録] データ駆動型知能としてのキメラ・ネットワーク

『Webクローラ型人工知能:キメラ・ネットワークの仕様』を更新した。 このシステムの概念と仕様が、以前の記事:『「人工知能」と「データ駆動型知能」の差異、人間の知能の「模倣」か、人間の知能の「補完」か』で取り上げたミシェル・ニールセンの「データ駆動型知能(data-driven intelligence)」に近付いていくという旨を追記した。 参考資料 Webクローラ型人工知能:キメ...

LSTMの機能的等価物としてのGated recurrent unitのモデルとTensorFlow/TensorBoardでの実装例

LSTMの機能的等価物としてのGated recurrent unitのモデルとTensorFlow/TensorBoardでの実装例

問題設定:LSTMの構造的複合性 再帰的ニューラルネットワークにおける「長期記憶」と「短期記憶」の差異と「想起」と「忘却」の差異や TensorFlowによる深層LSTM RNNネットワークの実装水準で取り上げたように、「長期/短期記憶(Long Short-Term Memory; LSTM)」は主に時系列データ分析において、再帰的ニューラルネットワークの勾配消失問題の解決策として機能する。し...

Scalaのextendsとself type annotationの差異

Scalaのextendsとself type annotationの差異

Scalaのextendsとself type annotationの区別は、「実際に拡張している(actually extending)」と「まだ拡張していない(doesn't extend it yet)」の差異に対応する。 生成時点では、双方の機能に大差は無い。しかし単体水準のテストを可能にするという問題設定においては、self type annotationは「依存性注入(Depen...

[備忘録]  Mac OS XにRserveをインストールして「dyld: Library not loaded: libR.dylib」のエラーが出た時の対処内容

[備忘録] Mac OS XにRserveをインストールして「dyld: Library not loaded: libR.dylib」のエラーが出た時の対処内容

問題設定:Max OS XにRserveをインストールする ローカルのTableau Decktopの裏でRを動かすために、Max OS XにRserveをインストールしようとした。 が、残念ながらその時点のローカルでは、Rの共有ライブラリを利用可能になるように設定していなかった。 問題解決策:--enable-R-shlib 再度ソースからコンパイルする。 補足:R...

DBSCAN:密度準拠のデータクラスタリング

DBSCAN:密度準拠のデータクラスタリング

問題設定:密集したクラスタ テキストをword2vecやTF-IDFなどによってベクトル化した上で、それをK-Means法によるテキストクラスタリングの対象にするというのは、頻繁に使用されるクラスタ分析方法だ。しかし、テキストが乱雑で、超球の形状のクラスタとしては分布していない場合、K-Means法によるクラスタリングでは分割に偏りが派生してしまう。 問題解決策:密度準拠のクラスタリング 超...

[備忘録] Mac OS XにHomebrewとpyenvとAnacondaとPython3とgensimとpandasとMeCabをインストールした

[備忘録] Mac OS XにHomebrewとpyenvとAnacondaとPython3とgensimとpandasとMeCabをインストールした

Homebrewをインストールする 「HomebrewはAppleがインストールしていなかった貴方に必要な物をインストールします。」 Homebrew — The missing package manager for OS X (アクセス日時:2016/08/14 20:00) バージョンを確認する pyenvをbrewでインストールする ...

R言語のR6パッケージの「All elements of public, private, and active must be named」のエラー対応

R言語のR6パッケージの「All elements of public, private, and active must be named」のエラー対応

「R6」のパッケージを利用すると、R言語でも「クラスベース」のオブジェクト指向プログラミングを実施できるようになる。しかしこのパッケージにはいくつかの癖がある。その一つがarrow operatorは使えないということだ。 メソッドやフィールドの記述にarrow operatorを利用した場合、以下のようなエラーが出力される。 All elements of public, private...

Unity3DのAsset Storeにバイノーラルビートのエディタ拡張を公開した

Unity3DのAsset Storeにバイノーラルビートのエディタ拡張を公開した

Unity3DのAsset Storeにバイノーラルビートのパッケージを公開したの派生として、バイノーラルビートやモノラルビートのGameObjectをWindowのGUIで配置することができるエディタ拡張をパッケージに追加した。 追加したエディタ拡張は以下のようなイメージになる。 参考記事 Immersive Brain's Level Upper b...

広告配信の最適化やECサイトのレコメンドがステークホルダの満足度に貢献しない場合に「折り合いを付ける」ための観点

広告配信の最適化やECサイトのレコメンドがステークホルダの満足度に貢献しない場合に「折り合いを付ける」ための観点

問題設定:「機械学習的には最適であっても、それがステークホルダの満足度に貢献しない」という形式の矛盾 アドテクノロジー、CRMツール、そして人工知能などといったキーワードやバズワードの影響から、深層学習や強化学習を採り入れたソフトウェア開発を要求されることは既に珍しいことではなくなっている。とりわけインターネット広告の配信部分やECサイトのレコメンドエンジンなどにおいては、KGIやKPIを定めて...

「未来の言語」としてのゲ―ミング・シミュレーション

「未来の言語」としてのゲ―ミング・シミュレーション

ゲ―ミング・シミュレーションの設計理論 様々な形式で実行される「シミュレーション(Simulation)」の中でも、とりわけ「ゲ―ミング・シミュレーション(Gaming Simulation)」は、社会システムの作動の実態を直接的に観察するという点において、他のシミュレーション概念からは区別されている。 ゲ―ミング・シミュレーションは、データサイエンティストたちが実施するようなデータ分析を...